棟板金と言われてもなじみのない単語に「一体どこのことだろう?」とご存じない方もいます。
私たちがお問い合わせをいただく際にも「棟板金」ではなく「屋根についてる鉄板が落ちてきた」や「屋根に被さっている金属みたいなもの」などと表現をされる方もいらっしゃいます。
このなじみのない棟板金ですが、主にスレート(カラーベスト・コロニアル)系の屋根を留めている金属部分のことを指します。
画像をご覧いただければ分かるように、屋根と屋根の面が合わさる山状(角)の接合部分、ここを覆って雨水の浸入を防ぎ、なおかつ屋根材を固定している金属を「棟板金」と呼びます。
※赤線部分(棟板金)
棟板金には、屋根材の隙間をカバーする役割があります。屋根材のつなぎ目を棟板金で覆うことで、雨漏りを防止できます。
また、屋根材をしっかりと固定することも、棟板金の重要な役割です。